槇原敬之被告保釈 今後の活動白紙撤回の可能性大

 覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕され、今月4日に起訴されたシンガー・ソングライターの槇原敬之(本名・範之)被告(50)が6日、勾留されていた警視庁東京湾岸署から保釈された。保釈保証金は500万円。正面入り口に集まった報道陣の前で、「この度は関係者の皆さま、ファンの皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、ここに深くおわび申しあげます」と謝罪し頭を下げた。

 今年デビュー30周年の槇原被告は、精力的な音楽活動を準備していた。アルバム2作の制作と秋からのツアーが決まっていたが、3月4日予定だったセルフカバー盤の発売は、逮捕4日後に延期を発表。その他の変更については告知されていないが、白紙撤回される可能性が高い。

 前回の逮捕では、99年12月に有罪判決を受け、翌年5月にベスト盤、同11月にオリジナル盤を発売。スピード復帰を果たしたが、芸能界で薬物事件が連発している昨今、早期の活動再開には厳しい声もあるだけに、ある程度の謹慎期間を設けることになりそうだ。

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