蓮舫氏、安倍首相の入国制限「実効性も未定」「なぜ韓国と中国なのか」

 立憲民主党の蓮舫副代表が6日、ツイッター投稿で、安倍晋三首相が新型コロナウイルス感染拡大を巡り、中国、韓国からの入国制限を行うと表明したことに関して、「またもや専門家会議に諮らず。実効性も未定。誰がどこで何を検討して決めたのかもわからない」と批判した。

 「アメリカを始め早い段階で中国全土からの渡航制限を決めている中、日本は武漢、湖北省、浙江省と限定した地域からの入国制限のみ」と、初動からこれまでの政府の対応遅れを指摘。「来日が延期された習近平国家主席への配慮があったのか」と皮肉り、「安倍総理の判断は後手後手すぎます」と断じた。

 そのうえで、今回の入国制限に対して、「なぜ、韓国と中国なのか。WHOが『非常に懸念』とした国は日本、韓国、イタリア、イラン」と記し、「今日の予算委員会理事会で政府に対し、イタリアとイランからの入国制限に触れていないエビデンスを示してもらうことにします」としている。

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