2020.03.02

橋下氏が問題提起「イベント中止を求めるなら、補償した上での命令にすべき」

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　元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が２日、ツイッターを更新。この日の参院予算委員会の冒頭で、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けて「緊急事態宣言」の実施を可能とする法整備を進める考えを表明したことを受け、イベントを中止する場合、税を使って補償した上での命令にすべきなどと訴えた。

　橋下氏は「一部の民間にイベント中止を求めるなら、責任逃れの『要請』ではなく、補償をした上での『命令』にすべき」と問題提起。「社会防衛のために犠牲になった一部の人たちに我慢を求めるこれまでの思想を変えるべき。こういうときにこそ税を使うものだ」と提言し、「中止命令の対象とならないイベントは実行すべき。このような立法を！」と呼びかけた。