高須クリニックの高須克弥院長が２７日から２８日にかけてツイッターを更新し、全国の小中高校などの休校を要請した安倍晋三首相について「腹をくくった総理を高く評価します」とつぶやいた。

　安倍首相が突如発表した休校要請で、教育現場はもちろん、対象となる子供を持つ親や企業にも激震が走った。あまりにも突然だったことから混乱が生じ、ネットなどでは困惑の声が相次いでいるが、高須院長は「休校はコロナ肺炎の感染拡大を防ぎ、来るべきピークをなだらかにするのに効果的です」と医師として投稿。

　そして「子供は日本の未来です。国の一番の宝です」と子供達を感染から守るのが重要との見解を示し「僕は腹をくくった総理を高く評価します」とした。

　また２８日の投稿では、感染症の専門家である岩田健太郎氏のツイートをリツイート。岩田氏の投稿には「店、レストランなどすべて閉じ、鉄道も止めずといったオールレンジの対策の一部としての休校で、『学校だけ休む』というのはこのコロナウイルスの特性を考えると合理的とは言えません」とつぶやいているが、高須院長は「コロナウイルス終息なは、全ての人の移動、集合、接触を停止させるのが有効だと存じております。理想的です」（原文ママ）と岩田氏の投稿に理解。

　そして「これを子供から実行するのは最高の選択です。一番大切な国民は子供です。国の宝であります」と、改めて休校は有効と訴え、「安倍晋三総理の英断を支持します」とつぶやいた。