舘ひろし ハズキルーペ装着で司会進行 台本の文字の小ささ「大丈夫です」 

 東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する「第62回ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、初の司会に挑戦した舘ひろし(69)は、CMに出演しているハズキルーペを付けて進行した。

 前年の主演男優賞と主演女優賞の受賞者が司会を担当するのが恒例で、舘はリハーサルから参加する熱の入りよう。コンビを組んだ門脇麦(27)に「台本の文字が小さいような気が…」と振られると、舘は「大丈夫ですよ」とハズキルーペを装着。爆笑をさらった。

 来年の司会を務める中井からは「飛び道具を持っていて、うらやましい。メガネをかけただけで笑いが起きる」と突っ込まれ、舘は「差し上げますよ」とバトンパス。中井も「何か持ってきます。ミキプルーンとか」と互いのCMアイテムの交換を約束した。

 大役を終え、舘は「司会は2度とやりたくない。主演男優賞はいただきたいけど」と苦笑い。終了と同時に「終わったー!!」と安堵(あんど)の雄叫びを上げた。門脇は「緊張しましたが、舘さんとの初めてのお仕事がこういう形でうれしかった」とホッとした様子だった。

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