桑田佳祐発案、ボウリング大会も中止 止まらない新型コロナウイルス余波

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて18日、イベントの中止や延期の発表が相次いだ。サザンオールスターズの桑田佳祐(63)が発案し、20~23日に開催を予定していたボウリング大会「KUWATA CUP2020」は公式サイトで中止を発表した。感染拡大の余波は大きく、神戸市中央区の神戸赤十字病院ではマスク約6千枚が盗まれる被害が発生した。

 「KUWATA CUP2020」は20~22日に「本大会」、22~23日に「準決勝、決勝」を予定していた。

 公式サイトでは「慎重に協議しつつも、前向きに実施にむけた感染症対策を整えて参りました」と、開催準備を進めていたことを明かした。その上で「全国で、感染者の報告が日々拡大していく中で、2月17日現在の被害状況から、全ての出場選手の皆さまやご家族、オーディエンスの皆様に安心してご参加いただける環境ではないという結論に達しました」と説明した。

 ボウリングではハイタッチなどの直接的接触、ボールやタオルなど物を介した接触があることや、小学生から高齢者までが参加することなどから「皆様の今後の安心と安全を第一に考慮いたしました上で」中止を決めたとしている。

 「KUWATA CUP」はボウリング愛好者の桑田が発案し、ファンボウラー、競技ボウラー、プロボウラーがボウリング愛を遺憾なく発揮し、みんなで楽しもう!という趣旨で開催。昨年度は日本プロボウリング協会公認大会として18年11月から予選会、19年2月に決勝大会が行われ、全国で延べ3万人が参加した。決勝大会には桑田も登場した。

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