野村克也氏の急逝 松村邦洋もショック「ワシの声はそんな声かって…」
プロ野球の南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也氏が死去したことが11日、分かった。84歳だった。
熱狂的な阪神ファンで、野村氏のものまねも行っていたタレント・松村邦洋は中日のキャンプ地、北谷公園野球場で対応。「車の中で野村さんの思い出を話をしてる最中にネットニュースで(訃報を)知りました。いろんな思い出がよみがえってショックでした。球場でお会いするのが楽しみだったのでショックです」と落胆した。
以下、一問一答は以下の通り。
-野村さんはどんな人?
「優しい人でしたね。イメージとは裏腹に人を言葉で攻撃するようなことはなく、探偵ナイトスクープのロケでシダックスに行った時も『おう、何でもやるわ。何でも言え』(物真似で)と言って頂きましたね」
-阪神時代の野村監督について
「野村監督の小が大を食う戦が好きでした。ジャイアンツが何億という打線を組んでるにも関わらず、戦力外になった人を生き返らせたり…遠山、葛西。葛西、遠山のリレーが忘れられないですね」
-ものまねについて野村さんから言われたことは?
「ワシの声はそんな声か(物真似で)って言ってましたね。阪神ではいいことなかったけどな…と言いながらも、星野さんで優勝した時は自分のことのように喜んでらっしゃいましたね」
-今後、野村さんのものまねは?
「野村さんの噂を消さないことが大切かなと思いますね。その人の死は個体の死。噂が途切れた時が本当の死だと思いますので。野村克也さんという偉大な人は令和でも語らなければいけないと思います。その中でも物真似はやれる範囲ではやりたいとは思います。野村さんの話だけは受け継いで行きたい。話が消えた時が本当の死のように思います」
-最後に野村さんに伝えたいことは。
「本当に感謝しかありません。いろいろと声を掛けて頂いたり、気さくに話して頂いたり…(言葉を詰まらせ)キャンプとかでお会いできることが幸せでした。感謝の気持ちでいっぱいです」