藤井七段が昇級 9連勝でB級2組へ「上がることができてよかったなと思います」

 将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(17)は4日、大阪市の関西将棋会館で指された第78期名人戦順位戦C級1組の9回戦で99手で高野秀行六段(47)を破って9連勝とし、最終局を残して一つ上のクラス、B級2組への昇級を決めた。

 前期のC級1組は藤井七段、師匠の杉本昌隆八段(51)ら4人が9勝1敗で首位に並ぶ混戦となった。師弟同時昇級なるかに注目が集まったが、前期成績の差により、杉本八段は昇格したものの、弟子の藤井七段は惜しくも及ばなかった。

 8戦全勝の単独首位で臨んだこの日の対局。「(B級2組に)上がることができてよかったなと思います」とほっとした表情。「前期のリベンジという思いは」という問いには「昇級はかかってましたけど、目の前の対局に集中しようと思ってました」とコメントした。師匠と同クラスとなるが「追いつけてよかったです」と笑顔を見せた。

 各10局を戦うC級1組は上位2人がB級2組へ昇級。順位戦は最上位のA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5クラスあり、A級の優勝者が名人挑戦者となる。

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