歌舞伎俳優の中村獅童(47)が28日、都内で行われた赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」(5月5~24日、東京・TBS赤坂ACTシアター)の製作発表会見に、中村勘九郎(38)、七之助(36)とともに出席した。
恩人の側女と密通の不義を犯す源次郎を演じる獅童は「自分とは正反対の役。自分にないものを演じきることが役者の仕事なので」と解説。報道陣から「不倫ということですよね」と東出を想起させる質問が飛んだが、「歌舞伎には、どうしようもない人がたくさん出てくる。例え殺人鬼でも『しょうがないよね』となるのが、不思議な魅力です」と直接的な言及は避けた。