乃木坂４６の山下美月（２０）が２１日、都内で、同日発売の１ｓｔ写真集「忘れられない人」の発売記念イベントを実施。イベント前の取材会では、セクシーなカットが多く収録された作品に合わせ“セクシートーク”を連発した。

　撮影は昨秋にフランス・パリで実施。寒空の中、屋外プールで自身初の水着撮影も行い、「ビキニも人生で初めて着たので、着方も分からなくて…。紐のビキニだったんですけど、どうやって結べばいいのか、何重にも結ばないと取れちゃうんじゃないかと、すごいドキドキした」と明かした。

　ランジェリー姿の撮影については「それも初めて…。恥ずかしいですね」と赤面。報道陣から下着の種類を聞かれ、「言うんですか？こんな公共の場でですか？」とさらに恥ずかしそうに笑った。さらに「お風呂のシーンとかもあって、普段自分では着ない物を着させていただきました」とアピールした。

　一冊を通してのこだわりを「『肌』を大切にしたい」と説明。「露出は多いかもしれないけど、安く見えないというか、お上品に大人っぽく撮れたらいいなという思いがあって、ニキビやアザ、傷を作らないことには気をつけました」という。そのために「毎日お風呂に入る前に、全部服を脱いで体のコンディションの変化を気にしていました」と“全裸チェック”まで明かした。

　初めての写真集に、「自分しか載っていない本がこの世の中に発売されるって本当にすごいことだと思うので、妥協したくなかった。１ページ１ページにこだわりを持って、１２０％の力を出し切って作りたいと思った」気合十分の山下。作品の裏テーマは「大恋愛」だったとしつつ、お気に入りの写真には男性の銅像とキスをしている一枚を挙げ、「ファンの方は、男性と写っている写真を見たら嫉妬しちゃうんじゃないかと、山下美月的なＮＧが出まして、男の銅像だったらいいんじゃないかと」といたずらっぽく笑った。

　発売前に重版がかかり、初版は１５万部。累計発行部数３８万部の大ヒットを記録した、乃木坂４６の先輩・白石麻衣（２７）の２ｎｄ写真集「パスポート」を超える滑り出しとなった。山下は「本当にこの世界で起きてることって信じられなくて」と驚きつつ、「本当にうれしいことですし、本当に自信を持ってお送りできる作品になった」と自信をのぞかせた。

　その白石は今月、グループからの卒業を発表。山下は「乃木坂４６の一員として、意志をを継いでいけたら」と宣言し、白石のすごさを「プロ意識。弱音を吐かない、涙を見せない、常に笑顔で常に美しい。アイドルとしてはもちろん、１人の女性として憧れます」と話した。