松坂桃李、ハロプロオタク演じる イメージ一新、コンサートお忍び体験の成果見せるゾ

 俳優の松坂桃李(31)が映画「あの頃。」(2021年公開)に主演し“ハロプロオタク”を演じることが19日、分かった。これまで軍人、新聞記者、ピアニストなど硬派な役が多かったが、イメージを覆すガチなオタク役に挑む。熱すぎる役作りで正統派から“個性派俳優”への道を切り開く。

 原作は漫画家・劔樹人(つるぎ・みきと)氏による自伝的コミックエッセー。歌手・松浦亜弥(33)がきっかけで徐々にハロー!プロジェクトにのめり込んでいく青年の青春を描く物語で、松坂は金無し夢無し彼女無しという底辺のオタク青年を演じる。

 イケメンのイメージが強い松坂にとって、オタク男子という役どころは新境地。役作りの一環として昨年12月には、原作者の劔氏とともに「モーニング娘。’19」のコンサートにお忍び参戦した。会場で感じ取ったファンの熱量や劔氏のリアクションを、自身の心&体に落とし込み、銀幕にぶつける。

 1月下旬のクランクインを待つ松坂は「誰しもが持っているであろうあの頃。自分も“あの頃”に触れた時、ふと感じ入るものがありました」と台本から青春時代を回想。「楽しみながら形にし、お届けできればと思います」とディープな世界の表現に息巻いている。

 劔氏は「(松坂の)熱心な気持ちに、私のほうが感激して勇気をもらってしまいました。間違いなく原作より面白いです!」と松坂の熱演に期待を寄せている。監督は「愛がなんだ」(19年)などで知られる今泉力哉氏が務める。

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