松竹新喜劇開幕!久本雅美がゲスト出演 女性初の役どころに挑戦

『一姫二太郎三かぼちゃ』の藤山扇治郎(左)と高田次郎=京都・南座(C)松竹
『駕籠や捕物帳』の久本雅美、曽我廼家寛太郎、渋谷天外(左から)=京都・南座(C)松竹
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 「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」が1日、京都・南座で初日の幕を開けた。

 今回は松竹新喜劇劇メンバーに加え、久本雅美がゲスト出演。家族の絆と人情が描かれる『一姫二太郎三かぼちゃ』と、松竹新喜劇が誇る時代劇喜劇の傑作『駕籠や捕物帳』が上演された。『一姫-』では、藤山扇治郎が祖父・寛美さんの当り役に挑戦。母親の古希の祝いに集まった兄弟たちに爪弾きにされながらも、両親の為に甲斐甲斐しく働き、最後はその親孝行の思いが家族全員に届く、という役どころで、祖父を彷彿とさせる泣き笑いの演技を演じ切った。その父親役は劇団最長老で88歳になる高田次郎が演じ、いぶし銀の演技を見せた。

 『駕籠や-』は、渋谷天外が殿様と盗賊の二役早変りで、曽我廼家寛太郎と久本雅美が夫婦の駕籠かきの設定。今回久本が女性で初めて駕籠かきを演じることでも話題。殿様と駕籠かきの身分の差から来るとんちんかんなやりとりが見どころ。時折時事ネタも織り交ぜながら、笑いを取っていた。

 8日まで。

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