前田敦子 和服姿で登場、アイドル時代とひと味違った貫禄…映画賞贈呈式で
元AKB48で女優の前田敦子(28)が29日、都内で行われた「第43回山路ふみ子映画賞」贈呈式に出席した。前田は「旅のおわり世界のはじまり」、「町田くんの世界」での演技が評価され、女優賞を受賞。式には濃い紫地の和服姿で登場し、アイドル時代とは違った貫禄を見せた。
前田はリポーターを務めた「旅のおわり世界のはじまり」を「一番尊敬する黒沢(清)監督に主役で呼んでいただき、1カ月ウズベキスタンで撮影した半分ドキュメンタリーのような作品です」と振り返った。さらに「40~50人のキャスト・スタッフが手を取り、肩を組み頑張りました。不思議なぐらい(私の)人生とマッチしていて、一生のものになっています」とあいさつした。
前田は「旅のはじまり-」ではリポーター役だったが「町田くんの世界」では毒舌な女子高生を演じ「人生が体験できる映画の世界はたまらない。周りの方が望むのであれば、ずっと夢を持って続けたい」と女優業継続を宣言した。同作で前田と共演し、新人女優賞に輝いた関水渚(21)は「前田さんはとても優しいんです。日焼けしやすいと言ったら、次の日に日焼け止めも持ってきてくれました」と感謝した。
財団特別賞の倍賞千恵子(78)は「男はつらいよ」のさくら役などで、長く日本映画に貢献してきた功績がたたえられたが「この賞は、本来ならお兄ちゃん(故渥美清氏)がもらうべきだと思っております」とあいさつした。
◆第43回山路ふみ子映画賞 山路ふみ子映画賞=石川慶(映画監督) 同映画功労賞=ワダエミ(衣装デザイナー) 同福祉賞=前田哲(映画監督) 同文化賞=赤松陽構造(映画のタイトル題字) 同女優賞=前田敦子(女優) 同新人女優賞=関水渚(女優) 同文化財団特別賞=倍賞千恵子(女優)
