退院のモンエン西森、ラジオ復帰 膿瘍はどら焼きサイズ 当初は「便秘や」と

 腹腔内膿瘍(ふくくうないのうよう)のため、療養していたお笑いコンビ・モンスターエンジンの西森洋一(40)が15日、レギュラーを務めるABCラジオ「喜多・西森のゆかいな金曜日!」(前9・00)に復帰した。10月31日から11月11日まで入院していたため、10月25日以来、3週間ぶりで、入院生活を笑いを交えて語った。

 西森とパーソナリティーを担当する同局の喜多ゆかりアナウンサー(38)が産休のため、代役で出演した柴田博アナ(50)も興味津々に聞き入った。もともと快便という西森は“異変”を「便秘や」と思っていたというが、10月29日の夜から一晩中、痛みが治まらず、30日に病院へ行ったという。「町医者で、(自分が)『便秘ですかね』って言ったら、(医者は)おなかをちょっと押して『便秘ですかね』って。緩いヤツときついヤツの下剤(2種類)と痛み止めをもらった」と振り返った。

 その後も激痛が続いたため、強い方の下剤を投与。ところが、2時間くらいおなかはグルグルしたものの、便が出なかったという。「下剤を腸が受け止めてしまった」という異常事態に西森は、翌31日朝に大きい病院へ行くと、血液検査の結果「即入院」を言い渡されたという。

 炎症反応の数値が普通の人が0・4以下のところ、「僕は12やった。白血球もものすごく多い状態で『すぐ入院です』と。働いたらダメ」と最悪の容体だったとした。その日は処置をするための検査が続いたという。結果的に理由は不明で、「『めぼしい病気が3つあるが、どれもあてはまらない。虫垂炎の炎症が移って、腸内が化膿(かのう)してるのかも』と言われた」と明かした。

 膀胱(ぼうこう)の真上が化膿していたといい、医師が手で示した膿瘍のサイズは「どら焼きくらい」だったといい、半信半疑だった西森もMRIで確認して驚いたとした。膿瘍が大きいため、膀胱は「ドカベンがホームランを打つとき、ボールがグシャッとなる感じで圧迫されまくってた」と回想。かなりの頻尿が続いていたとした。

 食事を摂れないことがきつかったという。「抗生剤投与の連続」で入院9日目までほぼ絶食。お茶、水は口をしめらせる程度で、「3日目くらいにガムか飴なら大丈夫」と言われたときは「先に言えや」といらついたという。これを聞き、見舞いの際、豪華なフルーツ盛り合わせを持参した柴田アナは謝罪していた。

 西森は手術などはせず、2日目で痛みが消え、11日に退院。仕事復帰した。

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