海老蔵 Snow Man宮舘涼太と阿部亮平に愛の指導…「ABKAI」で共演

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が4日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで第5回自主公演「ABKAI2019~第1章FINAL~『SANEMORI』」(5日初日)の公開舞台稽古を行った。

 同公演は海老蔵が2013年に初めて企画・製作を行い、今回は5回目。十一代海老蔵として最後に選んだ演目は、海老蔵が以前から構想を温めていた「源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」から、「実盛物語」を軸に「SANEMORI」と題した新たな歌舞伎を創造した。海老蔵は斎藤別当実盛、源義朝の霊、義朝の弟・先生義賢を演じ、ジャニーズJr.の「Snow Man」から、源義仲役で宮舘涼太(26)と手塚太郎光盛役で阿部亮平(25)が出演している。

 海老蔵は三役をダイナミックにこなし、ふすまを使ったリフティングや階段落ち。乗馬シーンなどを披露。初日に向けて「『SANEMORI』では古典歌舞伎としての伝統をより多くの人にお楽しみいただけるよう、私なりに企画・演出させていただきました。宮舘さん、阿部さんには歌舞伎の所作事などを非常に熱心にお稽古いただき、これから約1カ月間ともに作り上げるのが楽しみです」とコメントを寄せた。

 宮舘と阿部も「滝沢歌舞伎」で培ったスキルを発揮し、立ち回りから通路などを使ったスピード感あふれる演技を披露した。宮舘は「海老蔵さんにはとても愛のあるご指導をいただいています。微力ではありますが、伝統文化のとりこになっていただきたく精いっぱい務めていきます」とコメント。阿部も「このひのき舞台で得られる大きな経験値を来年CDデビューするSnow Manにも還元することができると信じています」と意気込んでいた。

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