DA PUMP&MAX 故郷の首里城再建へ団結「募金もチャリティーライブも」

 (中段左4人目から)MAXのLINA、DA PUMPのISSA、MAXのMINA、REINAらライジングプロの出演者 
最後には出演者たちが集結
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 沖縄出身のDA PUMP・ISSA(40)とMAXのメンバーが3日、正殿などが焼失した首里城の再建に向け、チャリティー活動に意欲を示した。この日、沖縄県豊見城市の美らSUNビーチで、両グループが所属する大手芸能事務所「ライジングプロダクション」が協力した野外フェス「第1回ドゥシフェス」が開催され、1万4000人を動員。県のシンボルを失った沖縄に、16組が歌声でパワーを届けた。

 思い出の地を襲った悲劇に、黙っていられなかった。DA PUMPが沖縄のステージに立つのは2016年以来で、昨年の「U.S.A.」ブレーク後は初。凱旋ライブが首里城の焼失直後というタイミングになり、ISSAは「首里城は“沖縄イコール”に近い場所。再建に向けて、募金でもチャリティーライブでも、できることはやりたい」と胸中を明かした。

 ISSAは、東日本大震災の直後にもトラックで物資を運ぶなど支援活動に着手。グループとしてもチャリティーライブを開催してきた。幼少期から何度も足を運んだ場所がなくなり「時間はかかると思いますけど、またすてきな首里城ができると思う。自分の思いとしては、きれいになった首里城をバックにライブがしたい」と言葉に力を込めた。

 再建の力になりたいとの思いは、MAXも同じだ。妊娠8カ月のリーダー・NANA(43)をのぞく3人が出演。フェスの名前になった「ドゥシ」とは沖縄の方言で「友達」を意味し、LINA(42)は「こういう大変なときこそ、うちなんちゅー(沖縄生まれ)は一つになって乗り越えてきた。うちの事務所は沖縄のアーティストが多いし、みんなと話してできることをしたい」と結束を誓った。

 首里城から車で10分ほどの場所に実家があり、母親が出火時に開催中だった「首里城祭」内で行われるパレード「琉球王朝絵巻行列」の初代王妃役を務めたというREINA(41)も「チャリティーライブとかね」とうなずいた。この日の観客は半数以上が沖縄県民。具体的なチャリティー活動はこれからになるが、まずはステージからパワーを送った。

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