N国・丸山議員、河井法相の妻陣営のウグイス嬢買収疑惑に「事実ならアウト」

 NHKから国民を守る党(N国)の丸山穂高衆院議員が30日、ツイッターを更新。河井克行法相の妻で、今夏の参院選で自民党から出馬して初当選した案里氏(広島選挙区)の陣営が、うぐいす嬢に法定上限を超す日当を支払った疑いが報じられたことを受け、「事実なら違法行為でアウト」と断じた上で、「ウグイスへの違法報酬は選挙業界でも未だにバレなきゃよい的になってておかしな話」と苦言を呈した。

 丸山氏は「河井克行法相とその妻・案里議員による参院選ウグイス嬢買収疑惑も事実なら違法行為でアウト。公訴時効も過ぎておらず、更に法務検察を司る法相ともなれば、恐らく菅原大臣と同じく早々に追い込まれるかと」と、夫である河井法相も菅原一秀・元経済産業相に続いて大臣を辞任する可能性を示唆。「こうしたウグイスへの違法報酬は選挙業界でも未だにバレなきゃよい的になってておかしな話だ」と問題提起した。

 疑惑を報じた週刊文春によると、案里氏の選挙事務所が、7月の参院選でうぐいす嬢を務めた運動員13人に対し、日当として法定上限の1万5千円を超す3万円を支払ったとする関係者の証言を紹介。領収書は日付を選挙前と選挙期間中の2枚に分割し、金額をそれぞれ1日当たり1万5千円にしたとしている。事実なら公選法違反の運動員買収に当たる可能性がある。

 丸山氏は「そもそも、選挙カーで赤の他人のウグイス嬢による名前連呼とかほぼ効果ないと思いますが、どうなんでしょうかね。個性なく皆一緒、五月蝿(うるさ)いので逆に不快に感じる方も多く。自分の選挙では基本やりたくない。本人や応援議員か、せめて本人録音音声使う」と、旧態依然の選挙戦に疑問を呈した。さらに「掲示板や証紙にしろ選挙こそ旧時代のままですね」と指摘した。

 河井案里氏は、ポスト安倍と目される菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長の「代理戦争」「自民党内の仁義なき戦い」として注目された広島選挙区で、菅氏の応援を受け、岸田派の重鎮・溝手顕正氏を破って初当選した。

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