堀ちえみ 病気公表後の心境「私、死んだみたいやん」…MBS番組で快活に明かす
舌がんと食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)が28日、レギュラー出演していたMBS「ちちんぷいぷい」にVTR出演し、病気を公表後に初めて同番組を見たとき、「私もどられへんやん、死んだみたいやん」と思ったことを明かした。堀の声は同局の松川浩子アナウンサーが代読した。
山中真アナが堀にインタビュー。堀は「生放送で辛気くさい話はしたくなかったんです。だからなるべく笑顔で去ろうと思って。ただもちろん『ぷいぷい』の皆さんにはとても感謝しています」と視聴者やスタッフに感謝の言葉を送った。
堀はまた、「病気を公表後、最初の放送を見せてもらったときは涙が止まらなかったけど正直な感想は『私もどられへんやん、死んだみたいやん』って思いました。というのも皆さん家族のように心配してくださってありがたいけど、心配の空気が大きすぎて『死んだみたいやん』って。今だから笑えるんですけどね」と快活な笑顔を見せた。
現在のリハビリ状況について、「太ももの肉を舌に移植しました。今はリハビリによって、その肉が舌の代わりになるよう『あなたは舌ですよ』って教え込んでるところなんです」と、この時は「ははは」という陽気な笑い声が聞こえた。
山中アナは「聞き直す必要はまったくないくらいに分かる」と話した。