ハロー！プロジェクトの４人組アイドルグループ、カントリー・ガールズが１２月２６日、東京・ＬＩＮＥ　ＣＵＢＥ　ＳＨＩＢＵＹＡでのコンサートをもって活動を休止することが１８日、分かった。ハロプロの公式ホームページで発表した。

　メンバーの山木梨沙（２２）は兼任していたカレッジ・コスモスも卒業し、同日をもって芸能界を引退。船木結（１７）は２０２０年３月で、兼任だったアンジュルムも卒業し、芸能活動を休止する。森戸知沙希（１９）は兼任だったモーニング娘。’１９の活動に専念。小関舞（１７）は大学進学を目指して学業を優先しながら活動を続ける。

　グループは９９年に結成された半農半芸アイドル・カントリー娘。が前身。０７年に実質活動休止となったが、メンバーの里田まい（３５）がグループ名を残すためにソロユニットの形で存続していた。１４年に里田がスーパーバイザー、嗣永桃子さん（２７）がプレイングマネジャーとなり新たに６人組の「カントリー・ガールズ」が誕生した。

　ただ、再スタート後もグループは波乱の連続だった。１５年にメンバーだった島村嬉唄（うた＝１９）さんが脱退、１６年には稲場愛香（まなか＝２１）がぜんそくの療養のため活動休止（現在はＪｕｉｃｅ＝Ｊｕｉｃｅで活動）した。１７年には森戸がモー娘。、船木がアンジュルム、梁川奈々美さん（１７）がＪｕｉｃｅ＝Ｊｕｉｃｅと兼任することが決定した。また、同年、嗣永さんが芸能界を引退。今年３月には梁川さんが引退した。

　近年はグループとして独立した活動をすることはほとんどなく、ハロプロのイベント公演などでパフォーマンスすることが多かった。ただ、今回「解散」ではなくあくまで「活動休止」としており、今後も新たなメンバーで「カントリー・ガールズ」の名前が受け継がれる可能性は残されている。