A.B.C-Z・戸塚祥太 W倉本ワールドで進化「かなり大きな分岐点になる」

 A.B.C-Zの戸塚祥太(32)が、倉本聰氏(84)が脚本を手掛けるテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻~道」(月~金曜、後0・30)の「平成編」(11月スタート)に出演することが17日、分かった。戸塚は、根来公平(橋爪功)・しの(風吹ジュン)夫妻の孫・克夫役を演じる。また、ドラマに続き、「道」の構想の原点となった舞台公演「屋根2020」(来年4月3日開幕。富良野・東京)への出演も決定。ダブル倉本ワールドで俳優としてステップアップを遂げる。

 巨匠の世界観に初めて生で触れる戸塚は、「どんなに時代が移り変わっても捨てちゃいけないもの。人間の感情とか、両親、家族を思う心とか。すごく大事なんだなと、心を動かされます」と熱っぽく語った。ジャニーズ事務所に入所し今年で20周年。「自分の人生においても、かなり大きな分岐点になる」と覚悟をにじませた。

 「道」の「昭和編」で公平・しの夫妻を演じた風間俊介(35)、清野菜名(25)から、「平成編」で橋爪、風吹にバトンタッチ。戸塚は事務所の先輩・風間の“孫”にあたる克夫を、15歳から約30年間分、演じる。

 そして、舞台「屋根」では、根来家の三男・三平役。01年に富良野塾公演として初演された同作は、北海道・富良野が舞台で、三平は出征を忌避し自殺する難役だ。倉本氏は今作を「最後の集大成にしたい」と位置づけており、「戸塚君の純粋性がどのように表現してくれるか、今からわくわく期待しています」と俳優・戸塚の才能に胸を膨らませた。

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