韓国“タマネギ男”チョ・グク法相やっぱり辞任

 韓国の文在寅大統領の側近、チョ・グク法相は14日、法相を即日辞任すると表明。文氏は辞表を受理し、チョ氏は同日付で辞職した。

 皮をむいても次々に皮が出てくるように、疑惑が続出する“タマネギ男”とやゆされるチョ氏。親族の疑惑について検察が捜査を進めており、「これ以上、私の家族のことで大統領と政府に負担を掛けてはいけないと判断した」と説明。疑惑への批判の中で文氏が任命を強行した「検察改革の旗手」は1カ月余りで政権を去った。

 文氏の求心力に影響を及ぼす可能性もある。韓国の世論調査会社「リアルメーター」はこの日、文政権の与党「共に民主党」の支持率35・3%に対し、保守系最大野党「自由韓国党」が34・4%と約1ポイント差に肉薄したとの調査結果を発表した。政権発足後では最も僅差。調査はチョ氏の辞任表明前に実施された。

 チョ氏は声明を発表して、改革案を既に提示し、改革の「火付け役」になったと自負する一方、自身の役割は「ここまでだ」とした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス