ニャンちゅうの声優・津久井教生 ALS公表「声だけは無事」「歩くこと難しく」
NHK Eテレ「ニャンちゅうワールド放送局」のニャンちゅう役や、スーパー戦隊シリーズなどで知られる人気声優の津久井教生(58)が2日、公式ブログを更新し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを公表した。
今年3月頃に違和感を覚え、4~5月に体調不良が顕著になったという津久井は、8月23日から9月20日まで検査入院。「4週間における検査と検査治療入院の結果、『筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)・ALS』と診断されました」と報告した。
津久井は「症状も個人差が激しく、かなりきつい病気ですが・・・ なんと今のところ『声』だけは無事の状態でいます」、「現在、自力で歩くことが難しく、ダブル杖と車椅子での移動となっていますが、それ以外は結構元気です」と、現状を説明。
「事務所と話を重ねて、家族の力も借りて『出来る限り前に進む』感じで歩き出すことにしました」、「神様が色々なものを残して下さったので、そこを大事にしながら、そして治療法が無いのであれば、ドクター・理学療法・作業療法の方たちと活路を見つける勢いで進んでいけたらと思っています。病名が見えてきて、さんざんSNS等で書いていた『名無しのごんべぇの病気』のストレスから解放されて、気持ちよく前に進もうと思っています!」と、前向きにつづっている。