お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次（５０）が、今月１日付で所属の吉本興業と「専属エージェント契約」を締結したことが２日、分かった。加藤はすでに、同社との「共同確認書」へのサインも済ませており、事実上の残留を選択。７月には、自身がＭＣを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ」（月～金曜、前８・００）で、退社の覚悟を示して岡本昭彦社長（５３）ら経営陣の刷新を求めていたが、最終的には“元サヤ”で決着する形となった。

　加藤は、テレビ朝日系で５日に放送されるスペシャルバラエティー番組「どん底どっこいしょ」（後１１・４５）のＭＣを務める。このほど、若槻千夏（３５）、光浦靖子（４８）をゲストに迎え都内で収録が行われ、加藤が取材に応じた。

　今番組は、どん底から脱出＝どっこいしょ＝する術を学ぶバラエティー。実際の「どん底」エピソードに加藤は「考えさせられます」と話し、「しっかり生きていれば“どっこいしょ”できる時がある」と力説した。

　自身を取り巻く現状については「“どっこいしょ”している最中ですね」と苦笑いし、「間違っていることもいっぱいあるが、正しいと思ったことは言わないといけないと思っている」と話した。