戸田恵梨香 スカーレット電車、出発進行「改めて始まるんだな、と」

 30日にスタートするNHK連続テレビ小説「スカーレット」(前8・00)でヒロインを務める女優の戸田恵梨香(31)が29日、滋賀県甲賀市の信楽高原鉄道・信楽駅で行われた「スカーレットラッピング列車出発式」に参加した。陶芸家を志す川原喜美子を演じる戸田は、役衣装のオレンジのシャツとデニムのスラックスで登場。式典で「列車の出発とともに、私もスカーレットも滋賀の皆さんと走っていければ」とあいさつし、午後2時54分発の第1号列車を見送った。

 出発進行!右手をかざして、晴れ晴れとした表情で列車を送り出した。ドラマに合わせて、3月末まで不定期で運行される車体には、自身の顔と「スカーレット」の文字が彩られた。車内にサインも飾られた戸田は「ラッピングは見てかわいかった。(同時に)改めて始まるんだなと。この列車とともに進んで行くんだなとワクワクしている」と目を輝かせた。

 ロケ地・滋賀の盛り上がりも感じている。この日の戸田の来場は告知されなかったが、駅周辺には地元民の100人以上が集まった。式典では甲賀市の岩永裕貴市長(46)が「明日の1話を見ると、泣いてしまうかも」と期待を口にした。「皆さんの声を聞いて、滋賀、信楽を背負ってると思った」という戸田は、「(作品の)5週まで見ているけど、自然が美しく、きれいな滋賀を見られると思う」と笑顔で告白。喜美子の子供時代を演じる子役の川島夕空(ゆあ、11)を中心に描かれる第1週については「川島さんの家族を支えてる姿が魅力的」とPRした。

 28日に放送された朝ドラ100作目の前作「なつぞら」最終回のエンディングで“エール”を送られた。番組を見ていた戸田は、ナレーションのウッチャンナンチャン・内村光良(55)からの「なつよ…朝ドラよ 101作目に続けよ」という言葉が胸に刺さった。「どんどんバトンがつながって、こうやって来てるんだなって。これが101回目なんだなって思ったし、うれしかった」と目を細めた。

 なつを演じた広瀬すず(21)が「朝ドラよ…101作目に続けよ!」と直筆で記した画像も「なつぞら」公式ツイッターにアップされた。週6日間の放送は最後となる、101作目のヒロインは「もうすでに半分撮り切ってしまってるので、残り4カ月。2月まで走り続けるしかないなと、改めて自分に力をもらえるような言葉だった」と感謝。102作目へ最高のバトンを渡すべく、気を引き締めた。

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