沖縄県宜野湾市の市観光振興協会は１０日、昨年引退した同県出身の歌手・安室奈美恵さん（４１）の引退日である９月１６日を「安室奈美恵の日」に制定することを目指したものの、認定に至らなかったと発表した。

　市観光振興協会によると、今年８月に日本記念日協会へ申請したものの「当方の認識不足による諸課題に直面」したと説明。「安室さんご本人、ファンの皆さま、日本記念日協会、関係各位には多大なるご迷惑をお掛けした」とコメントしている。

　宜野湾市は、昨年９月１５日に安室さんの最後のライブが開かれるなどファンの間で「聖地」と呼ばれているという。市観光振興協会はこれまでに、ファンから「安室さんゆかりの記念日を設けてほしい」との声が多く寄せられたとして、「安室さんの存在や、歌った楽曲を振り返る日にしたい」と意気込んでいた。