【The LDH Times】中務裕太 ジャッキー・チェン意識していました

 GENERATIONSのパフォーマー・中務裕太(26)が、映画「HiGH&LOWTHEWORST」(10月4日公開)で俳優デビューを果たした。ド派手な髪で抜群のダンススキルを発揮するステージとは違った、“新たな顔”をスクリーンで初披露する。グループでは28日に新曲「DREAMERS」をリリースし、31日からは2度目の5大ドームツアーがスタート。晩夏から実りの秋へと加速する。

  ◇  ◇

 -「HiGH&LOW-」で俳優業に初挑戦して感じたことは。

 「演技って自分じゃない誰かになれることに強みを感じました。普段、自分が感じない感情もあったので、ダンスだったり今後の表現に役立つ経験。HIROさんと食事に行くたび、お礼のメールに『話は変わりますが、HiGH&LOWに出てみたいです』とずっと書いてたのが、かないました(笑)」

 -乱闘シーンなどアクションにも挑んで。

 「踊ってアクロバットもやってるし、そこまで難しく感じないかなと思ってたら、全くの別物ですごい苦戦しました。めちゃくちゃ筋肉痛になりました。ダンスで使わない筋肉を使うので。もちろん普段は人を殴ることも蹴ることもないので、『ガッツリ蹴ってください』と言われても、ビビって緩めにチョンといっちゃって、NG出してしまいました」

 -メンバーの小森隼さんとのオロチ兄弟役については。

 「知ってる人が兄弟ということで、やりやすいのと同時に、恥ずかしさもあって不思議な感じでした。とび職の役だったので、車で移動中には自然と2人で、工事現場をめっちゃ見てました(笑)」

 -今後、演技の仕事との向き合い方は。

 「アクションが好きなので、機会があれば全力でやりたいです。ジャッキー・チェンを父親と子供の頃から一緒に見てて。コミカルな感じもあるのが好きで、僕の中のアクションヒーロー。今回、コミカルなシーンもあったので、そこはジャッキー・チェンの雰囲気をちょっと意識してました。恋愛モノは厳しいです。恥ずかしいので。そういうのは、(メンバーの片寄)涼太君、(白濱)亜嵐君、(佐野)玲於に!!」

 -新曲「DREAMERS」の仕上がりは。

 「曲の方向性や歌詞も初めて全部自分たちで決めたので、20枚目にふさわしいシングルになりました。夢を持った人を応援する曲。MVは自分たちがGENERATIONSじゃなかったら、というテーマです。同じ境遇の人に夢を届けたいという思いから、みんなそれぞれ身近なところにいる人を演じました(中務はAD役)」

 -2度目のドームツアーに向けては。

 「もちろん1回目を超えないといけないというハードルがあります。テーマが『少年クロニクル』なので、少年が夢見た景色を意識して作ったライブ。ただカッコイイだけじゃなくて、泥臭い感じも表現されてると思うので、そこはぜひ新しい感じのライブとして見ていただきたい」

 -ツアー中の楽しみは。

 「食ですかね。ケータリングにご当地の名物が届くので、それが楽しみです。今回は初日が札幌で、(関口)メンディー君がご飯をおごってくれると言ってて。みんなでうまいすしに行こう、となってるので楽しみです」

 -イジられキャラについては。

 「結構楽しんでやってますね。イヤではないんですよ、不思議と。みんなが頼ってくれると感じて、うれしいので、全力で応えられるように芸人さんのリアクションを勉強してます!!」

 -髪色が独特ですが、こだわりは。

 「人とかぶりたくないというのが、とにかくあって。テレビに一瞬映った時とか、派手な色の方が分かりやすくていいかなと。青もピンクも昔やりましたし、残すはレインボーかヒョウ柄ボウズぐらいですかね(笑)。来年のPERFECTYEARで、もしかしたら新たな色に変わるかも!?」

 -将来的なビジョンを教えてください。

 「10年後、20年後もライブやってたいよねと、みんなとは話してます。20年後、46歳で現実的じゃないかもしれませんが、GENERATIONS7人でずっと夢をかなえていきたい。個人的にはEXPGに携わることが多いので、(出身者で)自分がプロデュースしたユニットだったりとかを作りたいと思ってます」

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