鳩山元首相、米産トウモロコシ輸入の理由“害虫被害”に疑問符

 鳩山由紀夫元首相が28日、ツイッターを更新。日米貿易交渉で、安倍晋三首相が米国のトランプ大統領に米産トウモロコシの追加購入を約束し、首相らは日本での“害虫被害”を理由に挙げているものの、農林水産省は「それほどの支障は出ていない」と指摘していることを受けて、持論を展開した。

 鳩山氏は「安倍首相のお先棒を担いでいる人たちが、安倍首相がトランプから押し付けられたトウモロコシの輸入を、害虫が発生してとか不作で不足だからちょうど良かったと騒いでいるようだ」と経緯を説明。その上で、同氏は「でも農水省は今のところ間に合ってるという。足りているのに大量に買うので、政府は農家に補助金を出して買ってもらうのだ」と苦言を呈した。

 安倍首相は、日本では害虫被害に悩まされているため、民間に追加購入需要があるとしているが、農水省によると、この害虫被害は「ツマジロクサヨトウ」という蛾(が)の幼虫によるもので、その害は一部で確認されているだけだという。農水省は「現時点では通常の営農活動に支障はない」としている。

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