放火殺人の容疑者の小説「京アニ大賞」に応募していた 「学園もの」など複数

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで社員35人が犠牲になった放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が小説を応募していたのは、大賞に選ばれればアニメ化と文庫化が約束される「京都アニメーション大賞」だったことが26日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、青葉容疑者と同姓同名で住所や電話番号が一致する人物が、京アニの人気作品と同じジャンルの「学園もの」を含む長編と短編など複数の小説を応募していた。京都府警は容疑者本人と判断している。

 京アニはプロ、アマを問わず小説などの作品を募る「京都アニメーション大賞」をほぼ毎年実施していたが、事件を受け、今年の作品募集を一時停止している。

 また、現場となった同社第1スタジオ(京都市伏見区)近くに設けられた献花台は26日午前、撤去された。午前8時半ごろ作業が始まり、長机やテントが片付けられた。7月18日の事件発生から1カ月が過ぎたことを節目として、同社が設置終了を表明していた。

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