Chage ASKA脱退表明に諦め「覆る事はない」チャゲアスに“終止符”

 歌手のASKA(61)がデビュー40周年を迎えた25日に「CHAGE and ASKA」からの脱退を表明してから一夜明けた26日、相棒のChage(61)がコメントを発表した。面会に応じてもらえず、手書きレターを送ったことなどをつづり、「誰が何を言っても『覆る』事はないのでしょう」と、事実上の解散を飲み込んだ。2009年1月の活動休止発表から再始動することなく、一時代を築いたデュオが区切りを迎えた。

 ASKAの脱退表明を受け、Chageは公式ファンクラブ宛てに心境をつづった。「率直にとても残念な思いです。彼の思いは『彼の考え』である事に間違いありません。そして誰が何を言っても『覆る』事はないのでしょう」。諦めが全面に漂っていた。

 チャゲアスのライブは07年12月が最後。活動休止発表後、10年12月にはラジオ番組プロデューサーをしのぶ会で3年ぶりにツーショットを見せ、13年1月にはASKAがソロライブで再始動を示唆したこともあったが、互いの連絡先すら知らないという2人の溝は深くなりすぎたようだ。

 Chageによると、脱退の意思を告げられたのは公表2日前の23日。書面による一方的な通知だった。約1カ月前に2回、2人での面会を申し入れたが実現せず。思いを手書きレターに託し、ASKAに送ったという。

 内容の詳細は明かさなかったが「各々がソロ活動をやればやるほど、CHAGE and ASKA復活論が熱望される状況下に戸惑いが生じているのは僕もそうですし、彼もそうなのでしょう」と、ファンのチャゲアス再始動に対する期待が双方の重荷になっていたことを吐露。「ならば今、僕の意思に関わらずこのような状況になったことすらも前向きに捉え、ソロ活動に邁進出来る今の環境を僕自身も真摯(しんし)に受け入れようと思います」と、最終的には前向きにとらえることにしたようだ。

 ASKAは脱退表明で「ただ延命するより、いっそ解体して、新しく積み上げることの方が建設的」、「アイツ(Chage)が嫌いなわけではない」などと説明している。

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