歌手のＡＳＫＡ（６１）が、デビュー４０周年を迎えた２５日に「ＣＨＡＧＥ　ａｎｄ　ＡＳＫＡ」脱退を表明したことに対し、相棒のＣｈａｇｅ（６１）が２６日、ファンに向けたコメントを発表した。

　「僕たちの音楽を愛するあなた達へ」と題した文面で、ＡＳＫＡから２３日に書面で脱退の申し入れがあり、「『覆る』事はないのでしょう」と説明した。約１カ月前に２回、ＡＳＫＡに対して二人での面会を申し入れたが、実現できなかったとも説明した。

　Ｃｈａｇｅは「彼に対して、僕の想いは手書きで彼に手紙を渡しております」としたうえで「内容に関しては二人だけが共有し理解すればいいことですのでお伝えすることはできませんが、各々がソロ活動をやればやるほど、ＣＨＡＧＥ　ａｎｄ　ＡＳＫＡ復活論が熱望される状況下に戸惑いが生じているのは僕もそうですし、彼もそうなのでしょう」と、ＡＳＫＡ脱退に至った背景を記した。

　Ｃｈａｇｅは「僕の意思に関わらずこのような状況になったことすらも前向きに捉え、ソロ活動に邁進出来る今の環境を僕自身も真摯に受け入れようと思います。僕自身、二人で活動して来た事を後悔しないためにも、そして今でも僕らの音楽を愛してくれている人の為にも、歌い続けたいと思います。またステージでお会いできるのを楽しみにしております」と記した。