映画監督の是枝裕和氏(57)が24日、伊ベネチア国際映画祭(現地時間28日開幕)に出席するのを前に、都内で本紙などの取材に応じた。
昨年、「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。今回は仏女優カトリーヌ・ドヌーヴ(75)を主演起用した最新作「真実」(10月11日公開)での、最高賞金獅子賞獲得に期待が集まる。是枝監督は「いただけるものなら、もらいます」と自信。ドヌーヴと、「万引き-」など多くの作品でタッグを組んだ樹木希林さんとの共通点を問われると「毒舌のセンスがよくて、悪口がとても楽しいところ」と明かした。