吉岡里帆 盲導犬・パルとの再会に大喜び…新作映画で事故で視力を失った元警官役

 完成披露舞台あいさつを行った(下段左から)國村隼、吉岡里帆とパル、高杉真宙、田口トモロヲ(上段左から)松大航也、栁俊太郎、大倉孝二、浅香航大、森淳一監督=東京・丸の内TOEI
 映画「見えない目撃者」の完成披露舞台あいさつで盲導犬パルをあやす吉岡里帆=東京・丸の内TOEI
 完成披露舞台あいさつを行った(下段左から)國村隼、吉岡里帆とパル、高杉真宙、田口トモロヲ(上段左から)松大航也、栁俊太郎、大倉孝二、浅香航大、森淳一監督=東京・丸の内TOEI
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 女優の吉岡里帆(26)が22日、都内で行われた主演映画「見えない目撃者」(9月20日公開)の完成披露舞台あいさつで盲導犬・パルとの再会に大喜びした。吉岡は交通事故で視力を失った元警察官・浜中なつめを演じ、パルがバディとしてサポートした。

 パルがステージに現れると、吉岡は「パルと会えるなんて思っていなかった。撮影が終わった後、北海道に行ってしまったと聞いていたので。すごくうれしい」と満面の笑み。パルもちぎれそうになるほどシッポを振り、吉岡や高杉真宙(23)に飛びついた。

 吉岡は盲導犬との演技の他に、役作りのために目の不自由な人や警官を取材し、さらに背筋も鍛えたという。「こうやって皆さんと並んでいると分かるんですけど、メチャクチャ身長が低くてコンプレックスがあるんです。アクションで犯人と対峙(たいじ)している時に弱々しく見えたらいけないんで、背筋を鍛えました」と明かした。

 吉岡は背筋を鍛える効果を「背中に筋肉がついていると強く見えるというので、3カ月前から鍛えました」とアピールし、この映画の魅力を「本当に15禁です。監督が攻めて攻めて、ギリギリの所まで攻めています。目をそむけたい所も、そっと目を開いて」と訴えた。

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