エイベックス主催の野外音楽フェス「ａ－ｎａｔｉｏｎ２０１９」の大阪公演が１７日、ヤンマースタジアム長居で開幕した。

　ＡＡＡは１５年連続のａ－ｎａｔｉｏｎ出演で、３年連続３度目のトリとして１０曲を熱唱した。４月から無期限謹慎中のリーダー・浦田直也（３６）を除くステージとなったが、暫定の５人体制で初の新曲「ＢＡＤ　ＬＯＶＥ」を、１０月２３日に発売することを発表。日高光啓（３２）が「夏、最高の思い出を作りたいと思ってるので、ついてきてくれますか？感謝の気持ちを込めて、新曲いきましょう」と紹介し、火柱が燃え上がる中で初披露した。

　夜のとばりが降りてからの出番だったが、宇野実彩子（３３）は「暑い、汗がやばいよ」と熱気は冷めず。西島隆弘（３２）は「大好きなアーティストは見られましたか？良かったね」とフェスの醍醐味（だいごみ）を客席と共感した。

　「恋音と雨空」「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」といったライブ定番曲を畳み掛けて、“トリの特権”であるトロッコでの場内１周でも大歓声を浴びた。１１月１６日からは３年連続となるドームツアー（４会場９公演）を開催。次なる大舞台へ向けて、真夏の長居で弾みをつけた。