エイベックス主催の野外音楽フェス「ａ－ｎａｔｉｏｎ２０１９」の大阪公演が１７日、ヤンマースタジアム長居で開幕した。ＤＡ　ＰＵＭＰ、ＭＡＸ、ＡＡＡ、Ｄａ－ｉＣＥ、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫら１５組が出演。トップバッターを務めたＤＡ　ＰＵＭＰはおなじみの「いいねダンス」に、新たな「バイーンダンス」も繰り出して、のっけから４万５０００人をヒートアップさせた。

　気温３３度の炎天下、聴きなじみのあるメロディーが響き渡った。２年連続の大阪公演出場にして、幕開けを飾ったＤＡ　ＰＵＭＰ。出し惜しみすることなく、オープニングソングには昨年の大ヒット曲「Ｕ．Ｓ．Ａ．」をチョイスした。ボーカル・ＩＳＳＡ（４０）の「せーの」のかけ声に合わせて、「いいねダンス」で会場が一体となり、「早い時間から盛り上がってくれてうれしい」と喜んだ。

　新曲「Ｐ．Ａ．Ｒ．Ｔ．Ｙ．～ユニバース・フェスティバル～」の歌唱前には、ＴＯＭＯ（３８）が「思いっきり揺れてください」と、「バイーンダンス」をレクチャー。大観衆とそろえて、「この人数のバイーンは見たことなかったけど、実際に長居が揺れてたんじゃ！？」と新ダンスに手応えをつかんだ。

　所属事務所の先輩で、２番手のＭＡＸとのコラボパフォーマンスも披露。ＭＡＸの新曲「ＪＡＰＡＮ　ＪＡＰＡＮ　ＪＡＰＡＮ」の振り付けは、「いいねダンス」考案者のＴＯＭＯが担当した。「いいね」のサムアップを、親指と人さし指で「Ｊ」の形に変えて、同じようなアクションをするダンス。ＴＯＭＯは「パクりじゃないですよ」と“釈明”しつつ、後輩グループ・ＢｕＺＺを加えた３組で同曲を踊った。

　共演は急きょ実現したといい、ＮＡＮＡ（４３）は「昨日、一緒に焼き肉を食べてるときに『出てよ』と頼んで。本番直前に合わせました」と裏側を説明。ＬＩＮＡ（４２）は「来年はオリンピックですし、ＭＡＸデビュー２５周年ですし、『Ｊダンス』をはやらせたい」と“いいね超え”を狙っていた。