落語家・桂文珍（７０）が８日、大阪市内で恒例の「吉例第３７回８８桂文珍独演会」を行った。文珍は前座の「桂珍幻彩（ちんげんさい）」として披露した「スマホでイタコ」のまくらで、電撃結婚を発表した小泉進次郎衆院議員（３８）とフリーアナウンサーの滝川クリステル（４１）夫妻、闇営業問題渦中にある所属の吉本興業をいじった。

　小泉・滝川夫妻については「びっくりした」と触れると、「することしてんねや。そういうことがないと思ってた。表では会えないって、２人でずっとどこにいたんでしょう。いきなり妊娠って。本人びっくりして『オレの子か』『しんじろ（進次郎）』って言ったらしい」とニヤリ。

　吉本については「暑い中、いま話題の吉本興業へようこそ」と言うと、「我々はお客さまファーストで頑張りたい」と宣言。その後、小泉氏と絡めて「官邸で記者会見って。宮迫（博之）に貸したれよ」と笑わせた。ゲストには講談師の神田松之丞（３６）が登場し、「万両婿」を演じた。

　また、「スマホで－」「不思議の五圓」「天神山」の３席を披露した文珍はラストに、来年２月から３月にかけて東京・国立劇場で２０日間の独演会を行うと改めて報告。「２０日間で４０本の話をやってみようかなと」と明かした。日替わりで計２０人のゲストが出演するという。