ミラーマンは「家族の前でもヒーロー」 石田信之さんを「偲ぶ会」で長女あいさつ

 特撮ドラマ「ミラーマン」で主演を務め、6月13日に大腸がんからの多臓器転移で死去した俳優・石田信之さん(享年68)を「偲ぶ会」が3日、都内で行われた。伊吹吾郎(73)、桜井浩子(73)、宮内洋(72)、桜木健一(71)、ザ・グレート・サスケ(50)ら約100人が参列した。

 祭壇にはミラーマンのマスクなど、数々の遺品が並べられた。

 長女の麻奈さん(36)があいさつに立ち、石田さんの5年3カ月に及んだ闘病を振り返った。2014年に余命2年と告げられたが、「父は強かった。『絶対治すからな』と一切弱音を吐きませんでした。大きな手術は10回以上も受けました」と明かした。

 4年前には、孫のランドセル姿を絶対見ると約束し、今春の小学校入学を見守った。麻奈さんは「難しいと思っていましたが、約束を守った父はやはり家族の前でもヒーローでした。がんというインベーダーとの戦い。ボロボロになりながらも、打ち勝ったと思います。入学式まで頑張ってくれてありがとう」と涙を浮かべ、感謝を述べた。

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