GLAY伝説から20年唱 TERU「変化より進化してきた」

 デビュー25周年を迎えた4人組ロックバンドのGLAYが、1999年に開催した20万人ライブから20年目にあたる7月31日、地元・北海道の千歳市内でフリーライブを開催し、ファン1万2000人が駆けつけた。フリーライブは2017年に東京・青海で行って以来で通算6度目。日本史上最多動員を記録した伝説のライブを祝して毎年7月31日は「GLAYの日」と呼ばれており、節目をファンと分かち合った。

 暮れ始めた故郷の曇り空を背景に、ボーカルのTERU(48)は「99年の20万人ライブから20年。最高の1日にしようぜ!!」とシャウトした。最新曲「JUST FINE」や20万人ライブのタイトルにもなった「サバイバル」など6曲を披露。伝説の“成人”を1万2000人と祝い、TERUは「変化を遂げるより、進化してきた20年だと思います」と胸を張った。

 結成10周年を記念し、1999年7月31日に幕張メッセで開催した20万人ライブ「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」は日本音楽史の伝説。以降、7月31日は「GLAYの日」として特別視され、GLAYも可能な限りライブを開催してきた。

 デビュー25周年を迎えたGLAYは、周年テーマとして「DEMOCRACY(民主主義)」を掲げており、ファンからのフリーライブを熱望する声に呼応。開催地もファンの投稿をもとに地元に決定し、7月18日には「北海道・石狩地方」と告知していた。

 公式に詳細な場所が明かされたのはこの日午前10時だったが、ギターのHISASHI(47)がツイッターで、縦読みすると「ちとせ」と読める“暗号”を書き込むなど、ファンも謎解きを楽しみながら当日を迎えた。

 会場は、新千歳空港から電車で3分のショッピングモール駐車場とあって、公式発表を会社で確認し、午後休をとって東京から駆けつけた猛者も。原点である北の大地に歌声を響かせ、TERUは「サンキュー、北海道!!」と拳を突き上げた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス