5月に前立腺がん手術の宮本亜門氏 体調は「まだ人間になりかけていない」

「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト「絵になる県、うどん県」プロモーション映像発表会に出席した(左から)要潤、宮本亜門氏、ヤドン=東京・八芳園
「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト「絵になる県、うどえん県」プロモーション映像発表会に出席した要潤(左)と宮本亜門氏=東京・八芳園
「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト「絵になる県、うどえん県」プロモーション映像発表会に出席した(左から)要潤、宮本亜門氏、ヤドン=東京・八芳園
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 演出家の宮本亜門氏(61)が31日、都内で行われた「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクト「絵になる県、うどん県」プロモーション映像発表会に出席し、現在の体調を報告した。宮本氏は今年2月にステージ2の前立腺がんと診断され、同5月に前立腺の摘出手術を受けている。

 イベントでは、宮本氏が瀬戸内国際芸術祭の会場となっている女木島、男木島のアートをカメラに収めていくプロモーション映像が披露されたが、宮本氏はハイテンションの自分の姿を「島へ行ってアート見たら、童心に戻っちゃってね。それほど面白くて、楽しさがあふれてる映像になってます」と解説。「手術した後に、落ち込んだ気持ちで行ったんだけど、楽しくて、病気を変えてくれた」と香川の自然とアートに感謝した。

 ロケは朝9時から1日かけて行われた。宮本氏は「手術のすぐ後だったんで、回れるかどうかと不安はあったけど、アートと自然を見て興奮して、どうでもよくなってきて。完全によくなっちゃったね。チャージできました」と振り返った。現在の体調は「完全じゃないですよ。術後の方が大変だと思っていたので。変な言い方だけど、まだ人間になりかけていない。痛みもあるけど、まだいい方なんで、焦らず少しずつやっていきます」と報告した。

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