歌手の西川貴教が２８日、ツイッターを更新し、放火による火災で３０人以上が亡くなった京都アニメーションへの応援義援金を募っているＨＰを紹介している。西川は事件直後に「僕に出来る事はないか考えていきたい」などとツイートしたが、「不快な思いをさせた」などと、京アニ関連ツイートを削除していた。

　西川は「京都アニメーション応援義援金のご案内」と題し、京都アニメーションＨＰ、アニメメイト、Ｔポイント・ジャパン、日本動画協会の４カ所のＨＰのＵＲＬを添付した。西川のツイッターはフォロワーは１５１万を超えており、多くの人が目にする確率は高い。また、２８日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」でも支援金口座が開設されていることを告知していた。

　西川は京アニの事件が起きた直後にツイッターで「『けいおん』『中二病でも恋がしたい！』など聖地巡礼で滋賀の観光に多大な貢献を頂いてきたので、なんとか僕で出来る事がないか考えていきたいと思います」などとつぶやき、自ら支援に向けて動こうとしたが、その後、「居ても立っても居られず、このような場所で発言したことで、不快な想いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪し、「今は必要として頂ける時に、いつでも動けるよう静かに待ちます」として、京アニ関連ツイートを削除していた。

　「必要として頂ける時」というつぶやき通り、仕切り直してしっかりと京アニ支援を打ち出したことに、ファンからも「ありがとうございます」「多くの方に届いて欲しい」「私もわずかながら募金させていただきました」など反応が相次いでいた。