京アニ社長がメッセージ「夢育み、必死に戦う」
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件が25日、発生した18日から一週間が経過した。
同社は25日までにメッセージを公表した。八田英明社長の名で「未曽有の出来事により、かけがえのない仲間たちが傷つき、命を奪われました。報道で世界中、信じられないほど多くの人たちが、私たちに想いを寄せて下さっていることを知りました。皆さんの想いは、今、暗闇に立ち向かっている私たちにとって、かけがえのない縁(よすが)です」とつづった。
さらに「今暫(しばら)く、時間をください。京都アニメーションは、これからも世界中の人たちに夢と希望と感動を育むアニメーションを届け、社員、スタッフの幸せを実現し、社会と地域に貢献していくため、手を差し伸べて下さる方々とともに、必死に戦っていきます」と約束。復活への強い意志を示した。