吉本 ギャラ改善へ「9割搾取」は否定 ざっくり平均値で5対5から6対4
吉本興業の岡本昭彦社長(53)が22日、所属芸人らが反社会的勢力の宴席で闇営業を行っていた問題と、批判を浴びている同社の対応に関して、都内で会見を行った。
岡本社長は、今後の吉本改革として「コンプライアンス徹底」と「芸人ファースト徹底」を掲げ、低いことがネタになっている吉本興業のギャラを改善する意向を示した。個々との交渉になると前置きした上で「ギャラに関して会社9でタレント1ということは全くない。ざっくり平均値で5対5から6対4」と配分を主張した。
契約書が存在せず、若手時代には舞台1回数百円などと言われる給与体系が、直営業に手を出さざるをえない一因とされる。「(ギャラが)何百円とかいうこともある。そこも我々含めて頑張って仕事の機会を増やしていく中で、金額も変えていけたら」とした。