フリーアナウンサーの古舘伊知郎（６４）が２２日、都内で著書「言葉は凝縮するほど、強くなる～短く話せる人になる！凝縮ワード～」（２５日発売）の発売記念トークショーを行った。開演前に会見し、同日に行われた岡本社長の会見を話し手の立場から“ダメ出し”した。

　著書は古舘の“しゃべりすぎ”の失敗から編み出した「凝縮ワード」を使った会話術を記した。だれに読んでほしいかを問われると「吉本の岡本社長に読んでもらいたいですね」と即答。古舘は「基本的に弁護士がずっと時系列で話すというのは企業防衛のあり方としてはあると思う」とする一方、「生意気ですけど、社長が長くおしゃべりになるよりも、もっと簡潔に、記者が聞きたくてうずうずしている質問を受けた方がよかったかと思う」と論評した。