松本人志「吉本興業は壊れていく」「危機感を持った」生放送で宮迫、亮、吉本に言及

 ダウンタウン・松本人志が21日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビの「ワイドナショー」(毎週日曜、午前10時~)に生出演した。

 20日、反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が会見。これを受け、番組は急きょ、緊急生放送となった。

 松本はこれまでの経緯について「この番組でも言っていたが、最初のフライデー出たとき、宮迫に連絡して、(ギャラを)もらってないと言っていたので、『あのイベント、動画みたとき、ノーギャラとは思えない。世間の人は納得しない。反社と知らなかったということも疑われると言ったが、納得してくれず、あまりクビをつっこんでもややこしくなると」と、手を引いたと説明した。

 そして「宮迫とも1カ月以上連絡とらず、公平にいようと。(会社からも)説明を受けていたが、分かった分かったと聞いていた」という。ただ、前日の会見を見たことで考えは一変。「断片的にみたが、知らなかった事実があまりにも多すぎて。このままじゃ吉本は良くない。(ふたりがやったことは)悪から善とは思えない。ここまで追い込んだ会社は絶対よくない。吉本興業は壊れていく、つぶれていく危機感は持った」「時代を読み間違えた会社なのかなと思った」とした。

 会社の上層部と20日深夜に会談。「芸人ファーストじゃないと何にもならない」と訴え、岡本社長の会見を要求。22日に実現することになった。

 冒頭は、MCの東野幸治とスーツ姿で出演。東野から「今日は予定を変更して生放送ということでございます」とふられ、松本は「できればワンピースを流し続けて欲しかった」と苦笑い。2人が会見したことで当初、収録した内容と差があったことで「そうですね、仕事の合間に見た。思ったよりハード。これは無視できない」とした。「うちの浜田が本当に…。二度と帰ってこないでほしい」とボケもかました。

 会見では宮迫と亮が号泣しながら全面謝罪するとともに、吉本興業から受けた圧力も告発。吉本に金銭受領の事実を伝えて謝罪会見を希望したが、吉本が阻止。岡本昭彦社長から会見すれば「全員クビ」と通告されたことも明かされた。2日前に突然「引退か契約解除」の2択を迫られ、吉本を辞めての会見に至ったと説明した。

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