宮迫&亮 衝撃会見!吉本の圧力“暴露”会社介さず150分…闇営業自ら語った

 会見で涙を浮かべて謝罪する宮迫博之=都内(撮影・開出牧)
 会見で涙を浮かべて謝罪する田村亮=都内(撮影・開出牧)
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 大規模詐欺グループなど反社会的勢力からの金銭授受等のため19日付で吉本興業からマネジメント契約を解消された「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が20日、謹慎処分中の「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)と、吉本を介さず自ら都内で緊急記者会見を行った。詐欺被害者らに謝罪する一方で「会見を開かせてもらえなかった」などと同社の対応を批判。岡本昭彦社長(53)の名も挙げつつ、さながら“暴露大会”の様相を呈した。また、宮迫は引退を否定した。

 2人は声を震わせ、何度も頭を下げ、涙も浮かべながらファンや詐欺被害者に謝罪した。宮迫は「全ては僕の責任。僕が最初にウソをついた」と反省を示したが、吉本からの“仕打ち”を語る際には表情が一変。「感謝しかない」という言葉とは裏腹に、表情には怒りがにじんでいた。

 宮迫によると、大規模詐欺グループの忘年会出席と金銭授受を報じられた翌日の6月8日、吉本興業に金銭の授受があったことを報告したが、「静観でいきましょう」と、最初の“口止め”があったとした。

 罪の意識にさいなまれた宮迫と亮が記者会見を希望しても、静観の方針は変わらず。同24日、金銭授受が報じられた芸人が全員同社に集められ、謹慎処分が下された。そこでも亮は記者会見を行うことを希望したが、岡本社長から「亮、お前辞めて1人で会見したらええ。けど、全員連帯責任でクビにするから。俺にはお前ら全員クビにする力があるんや」と“どう喝”を受けたと告白した。

 その後も宮迫は、全責任を負って引退する覚悟で、単独での謝罪会見を行う意志を示すも、会見を巡る話し合いは平行線に。宮迫と亮が弁護士を立てたことで、吉本側が態度を硬化させたという。

 そして今月18日、「僕と亮くん2人の引退会見、もしくは2人との契約解除、どちらかを選んでくださいという書面が突然送られてきました」(宮迫)と状況が激変。同社に集合すると、「引退会見をするなら、2時間後に(想定問答の)『Q&A』をするので、戻ってきてください」と伝えられたため、自ら契約解除を選び、戻ることはなかった。

 宮迫は「意味が分かりませんでした」と憤り、亮も「正しく(説明)できるように、背中を押してほしかった。なのに、止めるなんて…。会社には不信感しかない」と怒りを隠さなかった。亮は、同社側から「在京在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから、大丈夫や」と告げられたとも告白。同社への忖度(そんたく)や、不正すらうかがわせる暴露話で報道陣を驚かせた。

 感謝や謝罪の言葉に反し、2時間半にわたって展開された2人だけの“クーデター”。これを受けた吉本は、対応を「後日」としたのみだった。「ファミリー」のはずだった宮迫らと吉本の間の溝は、埋めようがないほど広がっていた。

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