反社会的勢力の宴席での闇営業と金銭受領が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）と、吉本から謹慎処分を受けているロンドンブーツ１号２号の田村亮（４７）が２０日、都内で謝罪会見を行った。亮は契約解除を希望した。

　２人は号泣しながら、「こんなことはしたくなかった」と吉本興業から受けた圧力を告発。６月８日以降、吉本に反社会的勢力から金銭受領があったことを伝え、謝罪会見を希望したが、吉本側が阻止。岡本昭彦社長が「やってもええけど、ほんなら全員クビにするからな。おれにはお前ら全員クビにする力がある」と発言したと明かした。

　今後、２人のコンビはどうなるのかと聞かれると、田村亮は相方の田村淳に「俺はコンビ解散と思ってないからな」と言われたことを明かし「ぼくは正直、この記者会見をする判断をしたときは、もちろんコンビ別れと言われても仕方ないと思ってました。今後どうより、（淳の）気持ちがありがたい。先は分からないです」と語った。

　宮迫は相方の蛍原徹に向け「これだけ迷惑をかけているにも関わらず、ぼくの意見は立ててくれる。ぼくからコンビについては言えません。蛍原さんの意見に従います」と述べた。