少年チャンピオン創刊50周年 秋葉原で大感謝祭 「バキ道」板垣恵介氏らが登場
1969年7月15日に創刊され、「ドカベン」、「ブラック・ジャック」、「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」などの歴史的名作を送り出してきた週刊少年漫画誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)が、15日で創刊50周年を迎えた。この日、東京・秋葉原では「週刊少年チャンピオン 創刊50周年大感謝祭」と銘打ったイベントが開催され、日本の漫画文化をけん引してきた同誌の大きな節目を祝った。
パーティーイベントには、来賓作家として「バキ道」の板垣恵介氏、「弱虫ペダル」の渡辺航氏、「覚悟のススメ」の山口貴由氏、「ハリガネサービスACE」の荒達哉氏、「BEASTARS」の板垣巴留氏、「魔入りました!入間くん」の西修氏が登壇した。特に巴留氏はニワトリのかぶり物で登場し、場内を仰天させた。
冒頭で武川新吾編集長が「みんなの思いや愛が詰まったチャンピオン。最高にカッコいい。ハッピーバースデー、週チャン!」とあいさつ。恵介氏が乾杯の音頭を取り、サプライズケーキで創刊50周年を祝った。
その後は武川編集長、沢考史元編集長と漫画家のトークショー、漫画家によるキャラメーキング秘話などが続き、荒氏、巴留氏、西氏による「即興キャラデザイン」では司会の天津・向清太朗(39)を題材にして場内を沸かせた。
展示エリアには、13人の作家が作品にまつわる3つのマニフェストを掲げ、ファン投票で1位になったものを実現する「セレクトマニフェスト」の結果や、クラウドファンディング「ドリームプロジェクト」で募った資金で作られた「弱虫ペダル」の御堂筋翔の巨大バルーン、「バキ道」の超リアルなジオラマなどを展示。
また、車田正美氏「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」の、十三番目の黄金聖衣の等身大立像が世界初お披露目された。