ジャニー氏 BBCなど海外メディアも「日本音楽界の大物死去」と詳報 SMAP写真も

 ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が9日、くも膜下出血のため亡くなった。87歳。数多くの男性アイドルを育てたレジェンドの死を、イギリスのBBCやアメリカのBillboardなど海外メディアも「mogul=(芸能界の)大物、大御所」という言葉を用い、報じた。

 英BBC(電子版)は、「Japanese boy band mogul dies at 87」(日本の男性グループの大物 87歳で死す)との見出しで報道。SMAPの写真を使用し、「日本の芸能界で最も影響力のある人物の1人、ジャニー喜多川氏が87歳で亡くなった」とサブ見出しをつけた。

 共同通信の記事を引用しながら「自身が創業したジャニーズ事務所で、SMAPや嵐、KAT-TUNなど多くの著名なバンド(グループ)に押し上げた」などと“ジャニーズ帝国”について触れた。また、6月18日に救急搬送された事実が極秘として公表されず伏せられていたこと、ジャニー氏がほとんど公の場に姿をみせず、インタビューなどにも応じなかったこと、写真撮影を拒否していたことなども紹介された。

 米ビルボード誌(電子版)も「Japanese Music Mogul Johnny Kitagawa Dies at 87」(日本の音楽界の大物、ジャニー喜多川氏が87歳で死去)」との見出しで報道。ジャニーズ事務所の創業者としてジャニーズの顔として、何十年という長きにわたり、日本の音楽業界で最も影響力があったことなどがSMAPらの経歴などとともに紹介された。また、「反インターネット派」だったが、2018年にネットでのタレントの写真使用を解禁し、同時に若手タレントたちのために、YouTubeチャンネルを開設したなどとも伝えている。

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