欅坂46、夏恒例の欅共和国 舞台は船上…水は前年比5倍の210トン!
今年で3回目となる欅坂46の野外ライブ「欅共和国2019」が7日、山梨県富士吉田市の富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われた。
いまや夏恒例のライブイベントとなった「欅共和国」。キャプテンの菅井友香(23)が「こんなにたくさん入国してくださってありがとうございます!」とMCでお礼を述べた通り、各日1万6000人、5日からの3日間で計4万8000人を動員した。
今回はステージ全体を巨大な船上に見立てたセットを組み、欅共和国を出航した船が、嵐などの困難に立ち向かい平穏を取り戻すまでのストーリーが繰り広げられた。オープニングではメンバーがパンツスタイルのセーラー衣装で登場し、水兵ダンスを披露した。
5曲目の「アンビバレント」の後で、学業のために休業していた原田葵(19)が今回から復帰したことがキャプテン・菅井友香(23)から報告され、原田は「久しぶりにたくさんの方の前で緊張しますが、頑張りますので一緒に盛り上がってください」とあいさつ。早速、この日22歳の誕生日を迎えた土生瑞穂へのサプライズで盛り上がった。
この日はただでさえ雨だったが、渡邉理佐(20)も「これからさらにぬらしにいきます」と宣言したように、演出でも高さ70メートルまで水柱が上がる圧巻のウオーターショット、幻想的な演出を作る初導入のウオータースクリーン、放水銃に水風船に床水槽など、3日間で前年比5倍の延べ210トンもの水を使用。
「Student Dance」ではメンバーが水しぶきを上げて一心不乱に踊り、「キミガイナイ」ではウオータースクリーンで幻想的な雰囲気が醸し出された。
最後は「サイレントマジョリティー」。花火が打ち上げられて、今年の欅共和国は大団円を迎えた。
この日のセットリストは次の通り。
M1 世界には愛しかない
M2 手を繋いで帰ろうか
M3 青空が違う
M4 太陽は見上げる人を選ばない
M5 アンビバレント
M6 バレエと少年
M7 制服と太陽
M8 バスルームトラベル
M9 結局、じゃあねしか言えない
M10 Nobody
M11 危なっかしい計画
M12 僕たちの戦争
M13 Student Dance
M14 避雷針
M15 AM1:27
M16 I’m out
M17 キミガイナイ
M18 語るなら未来を…
M19 風に吹かれても
M20 サイレントマジョリティー
8月14日には「欅共和国2018」のブルーレイとDVDがリリースされる。