女優の藤山直美（６０）が２日、都内で、舞台「笑う門には福来たる」（３日～２７日、新橋演舞場）の会見に出席した。

　吉本興業の創業に多大な貢献を果たした吉本せいの人生を描く舞台。同事務所の“闇営業”問題で世間から注目を浴びるタイミングでの上演となった。藤山は「被害に遭ったおじいちゃん、おばあちゃんの方の解決を願っています」とカラテカ・入江慎也、雨上がり決死隊・宮迫博之らが大規模特殊詐欺グループの忘年会に出席したことを念頭に、被害者に思いをはせた。

　藤山は昨年１０月に乳がんの治療から復帰。現在は体調は良好で、「支えてもらっているのが感謝」と共演者やスタッフに胸を熱くした。