太田光 反社への闇営業問題で熱弁「謝り方とかばかりうまくなってもしょうがない」

 爆笑問題の太田光(54)が30日、司会を務めるTBS系の生番組「サンデー・ジャポン」で、反社会的勢力との闇営業で吉本興業などの芸人15人が謹慎処分を下された問題に関して、芸人論を熱く語った。

 今回の騒動では、雨上がり決死隊・宮迫博之(49)ら13人が、大規模詐欺グループの忘年会にカラテカ・入江慎也(42)の紹介で参加し、金銭を受け取っていたとして謹慎処分を受けた。これとは別に、スリムクラブが指定暴力団幹部の誕生日パーティーに参加し、金銭を受け取っていたとして無期限謹慎処分を受けた。2700は両方に参加しており、謹慎から無期限謹慎へと処分が重くなった。

 太田は無期限謹慎処分に対して、次のように疑問を投げかけた。

 「無期限活動停止して、舞台も奪われて、収入もゼロでしょ。そうすっと自分でやることもできない。収入もない。コンプライアンスだけ教えられるっていうと、これ、芸人再教育っていうけど、何ができあがるのかな?っていうか」

 「芸人だってどこに行ったってダメだから芸人になってるんであって、そこの場所さえ奪われたら、どうにもならないですよ」

 「芸人を守るのはやっぱり芸ですよ。その芸のやる場所を奪われたら…再教育って言ってるけど、芸人は現場でしか教育されないんですよ」

 「今の世の中スポンサーもあるから、それはビビるでしょう、みんな、(今後テレビで)宮迫を使うのはね。でもあいつらはネタをやる限りはなんでもない、こんなことは。宮迫なんか、どうぞ営業行って『闇芸人の宮迫です』って言えば、つかみはオッケーですよ。吉本興業が無期限って言っちゃった。吉本に所属してる限り行き場ないですよ」

 「謝り方とかね、そういうことばっかりうまくなってもしょうがないじゃないですか。こういうことが起きた時にどう対処するかなんて。芸人なんてそういうことが分かんないやつらが芸人になってるんだから。それを再教育したところで、どうなるのかなと思う」

 また、詐欺グループの忘年会への参加が、グループが逮捕される半年前であったため、「反社会って言うけど、例えば宮迫の出たパーティーって、あの詐欺集団が捕まる半年前ですよね。ホテルの大広間も借りてるわけ。社会活動をしてるわけですよ、彼らは。警察も犯罪者だってまだ決めかねてる。裏では分かってたかもしれないけど。ホテルも高級ホテルだかなんだか知らないけど、ちゃんと借りてる。そういう中でなんで芸人だけがこいつら反社会だって見抜いて拒否できるの?」と指摘。

 医師でタレントの西川史子(48)が「かばいすぎですよ」とたしなめたが、太田は「そんなことないですよ。だってホテルだって受け入れているんですよ。そりゃ分かんないわけです。高級ホテルの方が、そういうことに関してコンプライアンス厳しいわけでしょ。そこを受け入れてんだから、グレーだなとは思ったとしても、こいつら反社会だって芸人だけが判断できるわけがないじゃない」と持論を展開した。

 「ネタやったらヤクザだろうがカネもらうっていうのが芸人なんですよ」と芸人の心意気も語った太田だが、宮迫が忘年会で歌を披露したとされることに対しては「ただ、闇迫は…宮迫は、歌手気取りだから。あんなんでカネもらうんじゃねえよって感じじゃん!」と、キツいジョークを浴びせていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス